小説家は最後の仕事

過ごしてきた時間のほうが、
これから過ごす時間よりも長くなったと感じた時。
人がおのれの過去について語り出すのは、
人生のそういうポイントに差しかかった頃のような気がする……と、
ただいまガンガンCM放送中の某映画なんか見ていると思ったりｗ

が、そうして自分の過去を「商業作品」に仕上げられる人は、
限られたごく一部だけだ。
核家族化が進み、
そうでなくても誰もが皆それぞれ忙しい現代社会、
そうそう話を聞いてもらえないという人も多かろう。

一時期、一部の詐欺めいた自費出版が問題になっていたが、
自分史って実はそう悪くないと思うんだｗ

まず文章にまとめることで、
大切な思い出をきちんと整理できる。
時系列順に並べられれば、さらに整理度はアップ。
そうして自分の来し方を振り返ることで、
今現在の自分の在り方に思いを馳せることだってできる。
これは人生のどのタイミングでも有益なことだｗ

そして今は、何も費用をかけて本という形にしなくても、
書いた自分史の発表の場所だってあるのだ。
自分史.JP｜「想い出が人を繋げる」自分史交流サイト
こちらは自分史を気軽に作成＆公開できる団塊向けSNS。
同年代ならではの話も盛り上がれることだろうｗ

自分の経験を「商業作品」にすることはできなくても、
人間、誰もが1つの物語だけは書けると言うじゃないかｗ
そう、小説家はあらゆる仕事を経験した末に就く最後の仕事と、
誰かもどこかで言っていたしなｗ


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