時間は止められないからこそ

カワイク撮られたいだとかカッコよく見せたいだとか、
まだそんな邪心ｗのない子供の写真て、撮ってて本当に面白い。

生きるってことだとか人間って存在だとか、
なんだかモロモロのあれやこれやを、
「そりゃいろいろあるけどさー、うん、でもいいんだよ！」
って力業で納得させてくれるパワーがある。
これを残さないのはもったいないと、ただいまデジカメ活躍中。

　春っぽいのもいいなーｖ

一方で、そんな日常の一コマとは違う、
例えばお宮参りだとか百日祝いだとか、そんな特別な時間の記念写真。
……実はわが家、こういった行事写真は完全スルー派だったｗ
よってうちの息子ふたり、スタジオデビューはまだしていない。

だけどそれじゃいけないのかもしれないなあと、
近ごろちょっと思う。

来る日も来る日も日常だけじゃ、
人生そのものをダラダラといつまでも続くものと考えてしまいがちなのだ。
（少なくとも私は）
だからこうした節目のイベントをきっちりこなすことで、
自分が日々年を取っていき限りある時間を過ごしているのだということ、
これを実感しなきゃいかんのかなと感じるようになってきた。

この春、上の子は小学校に入学する。
親として子への教育という義務はもちろん果たすが、
上の子にも自分がそうして社会に参加する第一歩を踏み出したこと、
それをしっかり自覚してほしいなと思う。

成人は20歳、社会人は就業した時だが、
そこに至るための第一歩を、小学校入学で果たすのだ。

だから入学式の写真をしっかり撮って、
彼の人生の節目の一瞬を残しておいてやろうと思う。